田七人参の苗
園芸通販のカタログで見つけて購入した。苗を手に入れるのはかなり難しいと思っていたので
届くまでが楽しみでした。
和名は、中国からきたので田七人参(でんしちにんじん)
と呼ばれる。
ハーブでは、オリエンタルジンセン〔Oriental ginseng〕
ティエンチジンセン〔Tienchi ginseng〕と呼ぶ。
田七人参の栽培
直射日光はダメばので日陰で育てるが成長は芳しくない。原産地の土壌や気候とは違うからだろう。
冬越できずに枯れてしまいました。
・1555年頃に田七人参が主成分の漢方薬【片仔廣】〔ヘンシコウ〕が
璞山岩の僧侶によって作り出され、打ち身、消炎止痛に使われる。
・16世紀末の薬物書〔本草綱目〕に田七人参は止血、止痛作用と共に、
血液循環障害を改善すると記載。
・本草綱目の発表後、田七人参の需要が高まり、
野生の田七採取が増え、明の時代〔1368~1644〕末期から、
清の時代〔1636~1912〕初期にかけて、人工栽培が
始まったと言われています。
田七人参の効能
心臓病や前立腺がんへの臨床応用が期待されているものの、有効性に関する科学的な実証はまだ十分ではない。
特に、肝臓機能障害、不整脈、狭心症、子宮内膜症などに
飲用されている。最近は価格が高騰している。